コロナ渦以降、パパ活に走る女性が急増しているという。
脛男がいったいどんな口車で、こうも毎回女の子を誘い出しているのかは不明だが
少なくとも動画に映る女の子たちは、それほど経済的に困窮しているようには見えない。
遊ぶ金欲しさ?それとも欲求不満?
そんな一時の軽はずみな好奇心が、
まさかこんなにもむごたらしい悲劇を招いてしまうなんて。
映像から垣間見える脛男の姿や口調を一見すると、
これほどの鬼畜な行為を平気でするような人間とはまるで思えない。
いかにも物腰の柔らかそうな無害な人物を想像してしまうのだ。
もしかしたらこの男には
人の心にスッと入りこんでしまう天性のなにかが有るのかもしれない。
今回の被害者も、一応は躊躇するそぶりも見せてはいたが
やはり最終的には脛男の手中に易々と落ちてしまった。
いともたやすく眠らされ、服を剥ぎ取られ、あの薄気味悪い手袋で吟味される。
白いニット越しからもそれとなく分かるが
可愛らしい下着からあらわになった胸は豊満だ。
もしも私が男ならば、街で会えば無意識に視線を向けてしまうに違いない。
抱き心地のよさそうなふくよかでハリのある肉体。
若いというだけで価値がある。
残酷な映像に心を痛める自分がいる一方で、
金に困ってこんな仕事をするしか生きる術の無い私には
彼女たちに羨ましささえ覚えてしまう瞬間がある。